WordPressのサイト構築体験談|上達のコツ

Wordpressのポイント

ちょっと、タイトルが抽象的でわかりにくくなりましたが、カスタム投稿を利用して様々なサイトを作ったと言いたいのです。(笑)

カスタム投稿なるもの

サイト作りをしていくとお判りになりますが、作業を進めるうえで広範囲の知識が必要になります。
わからないところは徹底的に調べながら構築していく必要が出てくるのです。

各ページをカスタマイズしていくと、毎回同じ綱目を表示させる必要があります。
例えば、商品名、品番(型番)、商品説明、その他必要な説明などです。

その場合、通常の「投稿」ページで作りこむと、毎回同じテキストを入れていく必要があります。
それは作業効率が悪い。
それなら、ページ自体に項目を自動表示させ、値だけをデータベースから読み込むという方法が
望ましいと理解できます。
同じ値を入れていくには「カスタムフィールド」を使います。
この時のフィールドの値である「スラッグ」が重要になりますので、わかりやすいものにしておくとよいです。

次に、どのように表示させるか?という疑問にぶち当たります。
phpやhtml、cssなどを使用してページを完成させるわけです。プログラム的に無理だと思ったらプラグインの導入が簡単ですが、プラグインを使いすぎると、サイト自体が重くなることもあるため注意が必要なんです。
なので、最低限のものだけを使っていくのが良いのです。
wordpressの中には膨大なファイルが入っており、その中には、テーマやプラグインなどを格納するフォルダ(ディレクトリ)があります。

作りこむにあたり、テーマファイルが重要になります。また、既存のテーマを改造する場合などは、テーマ本体をいじるのではなく、子テーマを作り、子テーマを改造することを覚えておくとよいでしょう。
もし、本体で編集作業を進めると、テーマのアップグレードがされたときに改造した内容がすべてクリアされてしまい、長時間の作業が水の泡になってしまうのです。
そんな時、子テーマなら上書きはされないので、改造した内容は守られます。

WordPressの作りこみ例

さて、書きたい内容が山ほどありますが、ここに例をあげたいと思います。
サイトのページを作って行くと、年齢を毎年の誕生日に自動的に更新したくなったという例をお話ししたいと思います。

これは、ある人物達のプロフィールを載せたページを作成したとき、プロフィールの中に、現在の年齢を表示させたくなったのです。もちろん、個人情報に問題のない場合のみ掲載しなければなりません。
例えば、1600年のある人物の生年月日を表示させたとします。そして、今年は存命なら、〇〇歳ですというような記事を作りたいとします。

この例ではソース中にphp構文で、プログラム的に誕生日が来たら、数値を一つ多くしていくという内容を記載していく必要があります。プログラムは書き方も作者によって異なるので、どれが正しいとは言い切れませんが、不具合が出ずに表示が正しく行われるという目的を達すればよいわけです。
また、凝った方なら、「他人が同じものを使用する場合にわかりやすく作る」という観点から作成する場合もあります。

これはプログラムを書いていけば、思うような表示が可能ですが、もし、プログラムが書けない場合は、検索エンジンで「誕生日に年齢更新する方法」とか「php 数字を誕生日に追加」とか、様々なキーワードを駆使して調べてみましょう。「wordpress 年齢更新 php」とかもありですね。

世の中には優れた方が多くいらっしゃいまして、親切にも作り方や作ったコードを公開してくれている方がいらっしゃいます。Wordpressの場合は、利用者が多く、様々な情報が入手できます。

functions.phpなるもの

WordPressのテーマの中にfunctions.phpというファイルがあります。
これらはサイトにコードを追加することができるという重要なファイルです。
サイトの改造をする場合、時々、functions.phpの中にコードを追加することがあります。

以前、やりたいことがあり、追記したところ、いきなり真っ白表示になったことがあります。
functions.php への編集内の改行が正しく行われず、真っ白画面になったのです。
そうなると、ログイン画面も表示されないので、ログインできないわけです。

その場合の解決策は、元functions.phpを保存しておき、FTPソフトでサーバー内のフォルダにアクセスして、ファイルを上書きするという作業が必要になります。
この場合も、「functions.phpを編集 画面が真っ白」などというキーワードで調べていくと、答えにたどり着くことができます。

また、Wordpressの場合はログイン用のURLが決まっているので、メモしておくと良いです。
これは、テーマを導入後、ログイン用のリンクを表示させることを忘れた場合に重宝します。
最も、メモが無くても検索すればすぐに判明しますが・・・。

このように、どこかでつまずいたら、調べながら作りこむ。これこそが上達のコツです。
また、メモを整理しておき、後日、その情報を利用したい場合に、再度見ることができるようにしておく必要があります。

この蓄積が、自分の技量を上達させます。また、どうしても自分のやりたいことが、どのサイトでも出ていない場合は、フォーラムなどで質問すると良いです。

WordPressは簡単にサイトやブログを構築できます。
カスタマイズにこだわりが無い方は、そのまま使っても十分です。

もし、自分のオリジナルを大切に、この世に一つしかないサイトを構築したいなら、コツコツと改造をしたり作業を続けることをお勧めします。

そんな時間が無いと思う方は、有料のものを選択するだけです。
幸い、筆者はパソコンを操作したり、そのような改造や作りこみが苦にならなかったので、時間はかかりましたが、作りこんだ例も多くあります。
事実、今はしていませんが、以前は企業などのサイト構築も行いました。

プラグインの干渉

プラグインを多く使用していくと、インストールしたプラグインが干渉しあって不具合がでることあります。そんな時は、動かしたいプラグインだけを有効化し、他は無効かしながら、動作を一つづつ確認する必要があります。
これ、結構な手間ですが、何度も経験しています。また、その作業の前に、「プラグイン名 干渉」「プラグイン名 不具合」などと検索すると、似たような現象報告があるケースもあります。

つまり、膨大なプラグインがあり、似たようなプラグインも存在します。ワードプレスのシステム更新も頻繁に行われるので、セキュリティや動作に不具合が出る可能性もあります。
このように日頃からアンテナを張っておくのも良いでしょう。

いかがでしたか?あなたが、もし、Wordpressを使って自由に思うようにサイトを作りたいと思うのなら、この記事を一助にしていただければ幸いです。
ありがとうございました。