【保存版】メールアドレスを非表示にする5つのテクニック|スパム・迷惑メール対策に必須!

Wordpressのポイント

「ブログやSNSにメールアドレスを載せたいけど、スパムが怖い…」
「サイトに問い合わせ先として載せたら、迷惑メールが急増した…」

そんな経験はありませんか?実は、ネット上にメールアドレスをそのまま載せると、自動収集ツールに拾われてしまい、迷惑メールの温床になります。

そこで今回は、メールアドレスを非表示にしながら、きちんと連絡を受け取る方法を5つご紹介します。どれも簡単に実践できるものばかりなので、初心者の方も安心してください。

メールアドレス非表示化の必要性

なぜ非表示にすべきなのか?

インターネット上では、悪意あるスパムボットがサイト内のメールアドレスを収集しています。この自動収集によって、一度でもアドレスを公開してしまうと、以後大量の迷惑メールが届くリスクがあります。かなり昔の話になりますが、筆者は直接メールアドレスをhtmlに書き込んでいました。

ところが、WEBで公開していると、数か月後には迷惑メールが山のように届く羽目になりました。
これは、悪意のあるボットによって無差別にメールアドレスを拾われ、そのアドレスが販売されたものと思われます。当時、メールアドレスは数万件でいくらというように販売されていました。

まさかと思われる方もいらっしゃると思いますが、例えば、自前のlinaxサーバーなどを使用してグローバルアドレスで公開している場合、無差別にアタックされているものなのです。これは中国や他国からのものが多く、水面下では熾烈なセキュリティ争いが起きているのです。

大手のレンタルサーバー会社では、そのような不正アタックから日々、サーバーを守っていることを知っておいた方が良いと思います。レンタルサーバー代金を少し高めに感じる方、ランニング費用やセキュリティ費用を考えると適切な価格だと思います。

上記のように、個人情報の観点からも、メールアドレスの保護は非常に重要です。特に個人ブログや副業サイトを運営している方にとって、信頼性と安全性の両立が課題になります。

因みに、セキュリティや無制限のメールアドレスを作れるエックスサーバーはおすすめです。

非表示化テクニック①:画像として表示する

メールアドレスを画像に変換

もっとも手軽な方法が、メールアドレスをテキストではなく画像にして表示することです。たとえば:

contact@example.com

という文字列を、画像にして掲載することで、ボットには読み取れず、ユーザーには伝わるという効果が得られます。画像作成はCanvaや無料ツールで簡単にできます。

非表示化テクニック②:JavaScriptで動的表示

JavaScriptを使って、HTML上に直接メールアドレスを記載せず、読み込み時に表示させる方法もあります。
wordpressのプラグイン「クラシックエディタ」を使用している場合は、記載方法が異なるため、すんなり動作しません。JavaScriptを直接記述する手間を考えると、後述する問い合わせフォームを使う方がセキュリティ的にも安全です。(筆者はメールアドレスを記載せずに、問合わせフォームにすることにしています。)

非表示化テクニック③:お問い合わせフォームの導入

アドレス公開をそもそもやめる方法

最も確実なのが、メールアドレス自体を掲載しないことです。その代わりに、Googleフォームやフォーム作成ツール(formrun、Google Form、メールフォームなど)を設置すれば、スパムを避けつつ、連絡は受け取れるようになります。この方法は企業サイトでもよく使われており、セキュリティと利便性のバランスが優れています。

非表示化テクニック④:「@」を「[at]」などに置換

機械には読めず、人には伝わる工夫

アドレスをそのまま書くのではなく、以下のように表記を変える方法もあります:

contact[at]example.com

このようにすれば、人間の目には理解できても、機械的な収集は回避しやすくなります。
ただし、スパムボットも年々進化しているので、単独では不完全な対策ともいえます。

非表示化テクニック⑤:reCAPTCHA付きフォームを活用

ロボット判別で迷惑メッセージをシャットアウト

GoogleのreCAPTCHA機能を使ったフォームを導入することで、自動化された迷惑メッセージの送信をほぼ完全にブロックできます。

特に「自分で作ったブログやnoteにフォームを設置したい」という方には、無料のサービス(例えば「Googleフォーム+reCAPTCHA」)の併用もあります。


補足:SNSやnote内の対応方法
など、SNS内でメールアドレスを使いたい場合は、以下のような対策を組み合わせましょう:

  • 画像で載せる

  • DMやLINE誘導に切り替える

  • 固定リンクでGoogleフォームに飛ばす

このように、媒体に合わせた柔軟な対応が、メールアドレス保護のカギになります。

まとめ

スパムメールや個人情報流出を防ぐためには、「ちょっとした工夫」がとても大切です。
紹介した5つのテクニックを活用すれば、安全性と利便性を両立したメール公開が可能になります。特に副業サイトやブログを運営している方は、ぜひ今すぐ取り入れてみてください。

「情報を守ること」は、「信頼を守ること」でもあります。